スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】3/14 未だに見えない将来像

2018年3月14日 2018年Jリーグ杯 グループリーグ第2節

 

浦和レッズ 1ー4 ガンバ大阪

 
[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤(HT→青木)、31 岩波、5 槙野、38 菊池(73分→李)
MF 22 阿部、15 長澤(61分→マルティノス)、10 柏木
FW 7 武富、21 ズラタン、26 荻野

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF  3 宇賀神
MF  11 マルティノス、16 青木、18 山田
FW  9 武藤、20 李

[得点]
79分 武富


■想定していなかった立ち上がり
堀監督の振り返りですが、

「ゲームの入りが非常に良くなかった」

それは正解でしょう。
しかし、そのあとのコメントには、疑問が残ります。

「自分が考えるに、相手のプレッシャーが厳しいとは思わなかった。ビルドアップがうまくいかず、リズムを崩した。」

立ち上がりのガンバのプレッシャーに選手が動揺していましたことは明らかです。ビルドアップの質の問題ではなく、普段通りのプレーとは思えないようなボールロストが続いたことが問題で、そのまま先制を許してしまいました。
ガンバのプレッシャーの厳しさのレベルがそこまでではなかったと言いたいかもしれませんが、それ以上に、ガンバが立ち上がりからプレッシャーをかけてくることをおそらく想定していなかったのでしょう。
要するに、直近のリーグ戦でのガンバの守備的なスタンスを想定して、下がった相手に対して、どう崩すかだけを考えていたため、"まさか"の立ち上がりに選手は動揺しただけだということです。

なめていたわけではなく、想定出来ていなかった。
能力の高い選手でも、想定していないことがあるとバタバタしてしまうものです。

 

サイドバック阿部という愚行
遠藤が負傷していたことは、分かります。

しかし、それでも阿部を右サイドバックに置いたのはもはや、昨シーズンのコンサドーレ札幌戦のペトロヴィッチ氏のまさかの3人替えを越える愚行だと思います。
遠藤は、本来の適正ポジションでないサイドバックを何となくこなせてしまいましたが、阿部はどう考えてもサイド向きではありません。ジェフ千葉時代から分かっていることです。キック能力の高さからクロスの精度を期待したのかもしれませんし、守備の安定を期待したのかもしれませんが、彼はセンターポジションでこそ活きる選手です。
これ以上、自分の戦術のこだわりに選手を無理やり当てはめていくのは止めて頂きたい。

 

■2トップだけの指示で混乱
73分の李の投入で、李がズラタンに2トップと伝えていました。
2トップへの変更は、選択肢としてあり得ることでしょう。
しかし、その他の選手の役割の指示がなかったのか、荻原は自主的にサイドバックにポジションを下げ、柏木も青木とダブルボランチのような形をとっていましたが、マルティノスは右ウイングのまま、武富もインサイドハーフのままとなり、結果、右サイドに人がかたまり、左サイドには人がいない非常にバランスの悪い状態になりました。
その後、岩波と阿部のポジションを入れ替え、荻原の位置前に戻して、3-5-2のフォーメーションに変更しましたが、3バックへの変更は李を入れた時から考えていたフォーメーションだったのか?
最初から考えていたのなら、ピッチへのフォーメーション変更の指示が浸透できなかったことが、また、後から変更したのなら、2トップにするという安易な考えのみで他のポジションは検討もしていなかったことが、どちらにおいても、あまりにもずさんなベンチワークだったと言えるでしょう。
それこそ、2016年シーズンのチャンピオンシップ決勝2nd.legのようなバタバタっぷりですね。

 

■4点目は明らかに西川のミス
中村くんのプロ初ゴールをお膳立てしてしまった4点目ですが、彼のスピードとシュートの思い切りの良さは称賛に値するでしょう。また、点差が開いていていた状況下ということも考慮しなければいけないとは分かっています。しかし、中村にマークしていた阿部の立ち位置が明らかにファーを締めていた中で、ニアサイドへのゴールを許してしまったのは、明らかに西川のポジショニングのミスです。

阿部の股を抜かれてファーにシュートを打たれたら?
ファーに走っていた長沢にクロスを合わされたら?

もちろんそのリスクはあります。
しかし、それでゴールを決められたら仕方がない、決めの問題です。
あの場面では、最優先すべきは阿部がファーを締め、西川がニアをケアすることです。
もしかしたら、そういった決めがないのかもしれませんね。
西川としては、股抜きシュートや長沢へのクロスを止めるということが優先されてしまったのですからね。

以前に沖縄SVとの練習試合での高原監督の指示を思い出します。

「やるべきことをやって点を取られたら仕方がないが、やらずに取られることはやめよう!」

まずは、チームとしてやるべきことを全員で認識統一することが必要ですね。

 

■リーグ戦初勝利なるか? 横浜FM
今日は、埼玉スタジアム横浜FMを迎えての一戦です。
どちらもリーグ戦で早く勝ち点3がほしいと考えているでしょう。

横浜FMは、ポステコグルー監督の基、ポゼッションサッカーを目指して進んでいますが、これまでの試合を見る限り、オーストラリア代表同様に、ボールは持っているが、ゴールまでのイメージが出来ていないように思えます。
勝つために、ゴールを決めるためにポゼッションを高めるはずがポゼッションを高めることが目的になって、肝心のゴールを決める方法まで教えられていないのではないでしょうか。
しかし、それは変革の第1段階と捉えれば、いつ次のステップにチームとして進んでもおかしくない状況とも言えるでしょう。ポゼッションを高めることに加えて、ゴールまでのイメージが出来上がってくると、十分に上位に食い込むことが可能ではないでしょうか。

そういった意味で、早い段階で横浜FMと対戦出来て良かったと思えればよいのですが、果たして、本日の試合はどんな展開になるでしょうか?!

 

 

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【浦和レッズ】3/10 リーグ戦3戦 勝ちなし

 2018年3月10日 2018年J1リーグ 第3節


浦和レッズ 1ー1 V・ファーレン長崎


 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、2 マウリシオ、5 槙野、3 宇賀神(82分→菊池)
MF 16 青木、10 柏木、15 長澤(67分→武富)
FW 11 マルティノス(71分→ズラタン)、30 興梠、9 武藤

 

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF 26 荻原、31 岩波
MF  7 武富、22 阿部、38 菊池
FW  21 ズラタン

[得点]
76分 ズラタン

 

■高木監督のJ1初采配は横浜FCでの浦和戦
強烈な印象を残したあの開幕戦、横浜FCの久保のスーパーゴールとあのパフォーマンス、当時、J1リーグ初采配だった高木監督は長崎の監督として、浦和と再び対峙することになりました。
高木監督は「浦和に持たれることが多くなるだろう」と試合前に話していましたので、ある程度、引いてくるのかと思いましたが、思いの外、前線からプレスを仕掛けてきていました。

それにしても、試合前のインタビューで「後半での失点が続いていることに対しての修正は?」との質問に対して「連戦でどこまで修正出来るのかということもあるが、ネガティブに考え過ぎず、前半にいいサッカーが出来ているとも捉えられる」と話されていましたが、おっしゃる通り、しっかりと戦い方の意図が伝わるサッカーでした。
要するに、明らかに後半に運動量が落ちてしまうことについて、すぐに運動量を上げることは不可能なわけで、前半を押さえ気味に入るのではなく、やはり前半からハードワークをこなすことで試合を優位に進める意思をチームの共通認識として体現していたということです。
結果的に、その決意により勝ち点1は取れたことになります。

一方、浦和は、チャンスもあったものの結果としてコーナーキックからの1点にとどまり、終了間際の長崎のチャンスで決められてたらと思うと、なんとか勝ち点1を取って帰れると評価しても良いくらいではないでしょうか。

では、なぜ浦和は(リーグ戦に限るが)勝てないのか?

 

■いつリスクをとるか、ある意味嗅覚の部分が足りない
前線に人数をかけた攻撃はしていたかもしれません。ただし、ビルドアップから徐々に前線に人が集まっても、それほど脅威にはなりません。もちろん、そういった場面からのシュートシーンもありましたが、攻め型としては単調になっていたのかなと。。。
やはり、90分の中でチーム全体でギアを入れてリスクをとるシーンがないので、どうしても単調な攻めになってしまいます。

25分くらいから長崎の中盤のプレスが多少緩くなっていました。
そこで一気にギアを上げて人数をかけて攻めにいくことが出来ていれば、もっと楽に決定機を作れたことでしょう。
30分あたりでの槙野の上がりなどはタイミングとしても非常に効果的だったと思いますし、そういった試合展開に対しての嗅覚のようなもの(普通に言えば、試合展開を読む力)を選手一人ひとりが高めて、
「今だ!行くぞ!」
というような形で一気に攻勢に出るタイミングも必要です。

 

■カウンターの質も高める必要がある
ギアを上げるという意味では、カウンターから一気に決定機を作ることが出来るかどうかも重要です。
48分のレッズのカウンターのシーン、長澤から右サイドに流れた興梠にボールが展開されてから、逆サイドには3人の選手がフリーで走り込んでいましたが、シュートすら打つことは出来ませんでした。
また、90分のカウンターのシーンでも、最終ラインからかけ上がってきた遠藤も活かせず、持ち上がった武富がそのままシュートを打ちディフェンスに阻まれてしまっただけでした。

あまりにもアイデアがないかなぁと。。。


いずれにせよ、今日の長崎のサッカーを見ても分かるように、昨シーズンよりもJ1のレベルは明らかに底上げされている中で、昨シーズンと変わらず、上位チームに勝つことが出来ないような単純なサッカーをやっていると、一気に取り残されてしまうかもしれません。

堀監督と私のサッカー感の違いと悠長に(半ば諦め気味に)見てきましたが、どうしたものかです。

監督も選手も何がダメなのかしっかり議論して、共通認識のもとに試合の準備を進めたいところですが、まだ連戦が続きます。

険しい旅路になってますね。。。

改めての考察もしようかと思いますので、今日は最後に一言だけ。

 

荻原出せよ!

 

 

 

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【浦和レッズ】3/7 2018年公式戦初勝利!

 

2018年3月7日 2018年Jリーグ杯 グループリーグ第1節

 

浦和レッズ 4ー1 名古屋グランパス

 


【公式】ハイライト:名古屋グランパスvs浦和レッズ JリーグYBCルヴァンカップ GS 第1節 2018/3/7

 

 

 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、31 岩波、5 槙野、38 菊池
MF 16 青木(63分→阿部)、15 長澤、7 武富(83分→武藤)
FW 20 李、30 興梠(36分→ズラタン)、26 荻野

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF  2 マウリシオ、3 宇賀神
MF  11 マルティノス、22 阿部
FW  9 武藤、21 ズラタン

[得点]
9分 興梠
15分 荻野
17分 興梠
31分 荻野


■前半で試合を決めることが出来た
J1リーグ戦で開幕2連勝を飾っている名古屋はホームでのカップ戦を完全ターンオーバーとして、スタメンを全員変更してきました。
以前より議論となっていたカップ戦でのターンオーバーですが、U21の出場枠を作り、若手育成を大会の開催意義の一つにしたことで、スタメンが全員違うものの、U21の選手が3人(みんな2000年代)も出てれば、逆にどこまでやるのか観てみたいというワクワク感もありました。
そんな名古屋に対して、浦和は「J1(そしてアジア王者)をなめるな!」と言わんばかりに31分間で4ゴールを奪い、早い段階で勝負を決定づけることが出来たことは評価出来るところかと思います。

 

■後半は集中力の問題で致し方ないが。。。
前半で4点を奪ったものの、後半はズラタンや武富が決定機を決めきれず、逆に87分に佐藤に意地の1点を与える結果となりました。
この点に対しては、前半に4点もリードした状況で集中力を保つ方が難しいと思いますので、あえてどちらとも評価しませんが、とはいうものの、スタメンを狙っていきたい前線の選手(李、ズラタン、武富)にとっては、ルーキーの荻野が2ゴールをあげているだけに、ゴールを決めたかったと感じるところでしょう。

 

■名古屋のスタメン陣はやはり強い
試合序盤で4点を失った名古屋は前半途中から秋山、57分からの和泉、63分からの長谷川アーリアジャスールとリーグ戦のメンバーがそれぞれ途中出場しました。
秋山はサイドからスピードを活かす、和泉は前線での推進力となる、長谷川はビルドアップに変化を与え、そしてボールを落ち着かせる、といったようにさすが連勝チームのスタメンと思わせるようなプレーが随所に見られました。

ここにジョー、シャビエル、青木、ホーシャ、ランゲラックなどがスタメンで出ているんですから、それは強いですよ名古屋さん。昇格プレーオフ組なのにー

 

ということで、本気の名古屋と是非対戦したいものですが、W杯後の7月18日までリーグ戦での対決はお預けですね。

まぁ、ある意味、現時点で本気の名古屋と対戦がなくて良かったとも思えますが。


■中2日でリーグ戦、V長崎戦です!
さて、リーグ杯も始まりましたが、またすぐにリーグ戦第3節があります!
昇格組のV・ファーレン長崎との対決は中2日、アウェイに乗り込んでの戦いです。
長崎は、リーグ杯の神戸戦を完全ターンオーバーとし、主力組は長崎に残り、準備を進めていた模様です。
前節の鳥栖戦は2点先制するも、後半に同点にされてしまい、J1初勝利を逃してしまいましたが、どのように修正してくるのでしょうか。

ファンマや鈴木武蔵に注目が集まりますが、個人的には澤田や碓井、翁長あたりも要注意かと感じております。
彼らが中盤でボールを奪うと一気にカウンターを仕掛けるだけの推進力を持っています。
そして、浦和としては、広島戦での反省点の一つである楔の縦パスを意識したいところではありますが、長崎に良い形でボールを奪われてカウンターを食らうことにならないよう注意が必要です。

 

そして!

荻原スタメン起用ないかなー
と期待したいところではありますが、果たして!?

 

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【浦和レッズ】3/4 逆転負けのホーム開幕戦

2018年3月4日 2018年J1リーグ 第2節

 

浦和レッズ 1ー2 サンフレッチェ広島

 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、2 マウリシオ、5 槙野、3 宇賀神
MF 22 阿部、16 青木、15 長澤(83分→李)
FW 11 マルティノス(74分→ズラタン)、30 興梠、9 武藤(79分→武富)

 

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF 26 荻原、31 岩波
MF  38 菊池、7 武富
FW  20 李、21 ズラタン

[得点]
43分 青木


ホーム開幕戦となったこの試合、43分に先制したものの追加点を取れないまま、66分に同点にされると、79分に逆転を許し、そのまま広島に逃げ切られてしまいました。

 

■ポジショニングは先週から多少変更
第1節のFC東京戦で、ウイングに入っている武藤、マルティノスが大きくサイドに開いた結果、興梠が孤立する課題を更に深めてしまったことは、先週の記事にも記載しました。
その修正なのか、柏木が出場回避したことでメンバーが一部変更となったことからかは不明ですが、左ウイングの武藤は中央よりにポジションを取り、左サイドバックの宇賀神が前線まで上がってくる形をとって武藤と興梠が近い位置でプレーするようになっていました。
また、ビルドアップ時、遠藤は最終ラインまで下がって、その分、青木、阿部は中盤に残り、遠藤、マウリシオ、槙野の3バックのような形をとっていたのも変化と言えるでしょう。
これが良いのか悪いのかは正直、分かりません(言えることは、武藤だけが興梠の近くいても、あまり意味はなく、武藤の次、その次と絡んでくることが重要です)が、何だか色々とチームとして形に拘りたいという想いだけは伝わってきます。

でも、結局、得点を決めたのは、一度クロスを跳ね返されてからのセカンドチャンスで、ペナルティエリアに人が残っていて、しかも広島ディフェンス陣が完全にボールウォッチャーになっていたところでの得点ですから。
言ってしまえば、攻撃の形がよいというよりは人数をかけることで生まれたゴールと言えるでしょう。

 

■63分のような形が作れなくなった時、ミシャサッカーが本当に消える
別にミシャサッカーを肯定するつもりはありません。
が、昨シーズン、風間前監督が築いてきた攻撃サッカーに鬼木監督が「守備から魅せる」と、ひと工夫を加えたことが川崎フロンターレがJ1を制覇する一つの要因となったことを考えると、堀監督がなぜゼロからのチーム作りをしているのかが甚だ疑問でなりません、というか意味が分かりません。
ディフェンス練習をしてこなかったチームにディフェンスの仕方を教え込むだけで済んだところを、まさか出来上がっていた攻撃の形まで壊してしまうとは、まさに愚の骨頂ですね。
63分のようにワンタッチパスで次々に選手がボールに絡んでくるようなプレーが出来ればいいのですが、これからどんどんそういったプレーはなくなるでしょう。ミシャサッカーの遺産ですから。
 
堀監督は、攻撃のアイデアを選手たちに与えているというよりは、攻撃の形を教え込もうとしているんでしょうね。
63分のようなプレーはアイデアを与えられた選手たちだから出来ることであって、形ばかりを教え込まれていると、そのうちに持っていたアイデアも薄れていくことでしょう。つまりはミシャサッカーの遺産を食い潰した時に、どんなチームになっているのでしょうか、不安で仕方がありませんが、気づいた頃にはもう遅いといったことになっていそうですね。

 

■李と武富のコンディション良さそうですが
途中出場のズラタンに対して「もうちょっと体を絞ったら?」と感じたのとは反対に李や武富は非常にコンディションが良いように思えます。マルティノスもクロスの精度が上がってきませんし、武藤もそれほど、、、といった状況ですから、李や武富をスタメン起用してもよいのではと思いますが、李がウイング向きとは思えませんし、フォーメーションも考えなければなりません。

 

Jリーグ杯へどう挑むのかも気になるところ
さて、次の試合はミッドウィークでのJリーグ杯となるため、ある程度メンバーの入れ替えが想定されますが、相手は昇格プレーオフ組とは思えない完成度の高さを見せつけている名古屋グランパスです。
「控えメンバーは是非アピールを!」と言いたいところですが、今のチーム状況で比べると、「とにかく試合になればいいですが、、、」と悲観的になってしまいます。

まぁ、まだ2試合が終わっただけですが。。。

 

 

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【浦和レッズ】2/24 やっぱり好きじゃないな堀サッカー

2018年2月24日 2018年J1リーグ 第1節

 

浦和レッズ 1ー1 FC東京

 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、2 マウリシオ、5 槙野、3 宇賀神
MF 16 青木、11 マルティノス、10 柏木、15 長澤(64分→武富)、9 武藤(83分→ズラタン)
FW 30 興梠

[控えメンバー]
GK  25 榎本
DF 14 平川、31 岩波
MF  22 阿部、7 武富、20 李
FW  21 ズラタン

[得点]
50分 槙野

 

■阿部がとうとうリーグ戦ベンチスタート
今シーズンから柏木にキャプテンマークを譲った阿部はベンチスタートとなりました。世代交代は必要なことかもしれませんが、ジェフ千葉時代から見てきた選手ですので、寂しさは拭えません。
一方で、レッズでは遠藤加入以降、ベンチを暖めていた那須が神戸に移籍してスタメンとなりました。まだまだ、アテネ世代の頑張ってるところが観たいですね。
と思いながら、ホントにアラサーばっかだなーと自分の心の中に矛盾を感じながら試合を観ていました。

 

■両ウイングがサイドに張ることの良し悪し
昨シーズン途中から採用した4-1-4-1からマイナーチェンジして、4-1-2-3と表現したいとわざわざメディアにクラブ関係者から伝えたというこだわりの戦術、公式戦初公開となった3トップはマルティノスと武藤の両ウイングがサイドに大きくひらくことでディフェンスを外に出した上で、サイドから攻撃を展開していく意図が伝わるものでした。
サイドから展開していくこと自体は、意味のあるものかもしれませんが、ディフェンスを外に引き出すとともに、興梠を孤立させる要因にもなってしまいました。昨シーズンの4-1-4-1で課題となっていた興梠の孤立を改善するどころか更に悪化させた形です。
おそらく、インサイドハーフの長澤、柏木が興梠に近い位置でプレーするように修正していくのかと思いますが、そうすると青木との距離感が変わってしまい、中盤が間延びする可能性もあるため、注意していきながら修正する必要があるでしょう。

 

■東京はディエゴがキープ出来ることでためは出来ていたが
一方、FC東京はディエゴ・オリヴェイラにまずは預けるということを徹底しており、しかも、ディエゴが十分にキープ出来ていたことでためが作れていました。
ただし、カウンターをしかけることもほとんどなく、走れていなかったため、レッズとしては守りやすかったように思います。
それにしても、久保はやっぱり上手いといった印象、フィジカルコンタクトはなるべくしないようにしていたのか、また、ディフェンス面での貢献も低かったですが、才能は十分といったところでしょう。

 

■ポジション変更の意図
後半からマルティノスと武藤がポジションチェンジして左にマルティノス、右に武藤となりました。
試合後の監督コメントでは、「目先を変えてやってみようかなと」とポジション変更の意図を話していましたが、どうなんでしょう。
前半の内容を考えると、武藤に対して宇賀神がオーバーラップしてたのが一番有効だと感じたのですが。。。
マルティノスくらいサイドにはってしまうと、宇賀神の上がりが活きない、逆に遠藤はそこまでエンドラインまでかけ上がるような選手でないことを勘案すると、良くなるとは思えないポジション変更でしたが。。。

まぁ、開幕戦ですし、色々、試してみたい気持ちも分かりますが、戦況判断としては疑問です。

 

■失点後、すぐに追いついたことは評価
「また、真ん中抜かれたよ。」
と、思いたくなるような相変わらずの失点でしたが、その後、すぐに追いついたことは素晴らしいです。切り替える意識をしっかり持っていた結果でしょう。これからも続けてもらいたいです。

 

■好きじゃないな、堀サッカー、、、
本当に個人的な意見ですが、前にも記事にした通り、結局、私、堀さんのサッカーが好きじゃないんですよ。
サイドチェンジを使ってっていうけど、サイドチェンジしてもゆっくり仕掛けたら陣形整っちゃいますし、サイドからの仕掛けといっても、ディフェンスを剥がすというよりもクロスを供給する程度、ドリブルやワンタッチパスでディフェンス剥がすような、それこそ、座って観戦している人も思わず立ち上がってしまうようなシーンはほとんどなく、でも、何となくシュートチャンス(≠ゴールチャンス)は作れているから、煮え切らない。
それでも勝てば良いけど、下位チームにしか勝てない。

 

0勝、3分、4敗

 

昨シーズンの1桁順位のチームに対する堀レッズの成績です。
今年も同じような成績ですかね。

まぁ、下位チームにはさすがに勝てると思いますが。

 

まだシーズンが始まったばかりで評価するのはどうかとも思いますが、他のチームはオリンピック世代も台頭してきて、どれだけ伸びるのかワクワクするのに対して、今のレッズにはそこまでの伸びしろを感じることが出来ない。橋岡、荻原が出てくれば見方も変わるかも知れませんが、大胆な起用をするとも思えない。
ジョーのようなビッグネームがいるわけでもない。。。


はぁ。。。

最後は愚痴になってしまいました。

 

 

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【浦和レッズ】ACLがない中で国内タイトルに集中!

昨シーズンACLを制覇したものの、国内リーグでは7位に甘んじ、ACL連覇の夢は途絶えた。
国内タイトルに専念する今シーズンは、例年よりも補強した印象で、主にヴィッセル神戸からは岩波を柏レイソルからは武富、横浜F・マリノスからマルティノスを、それぞれ獲得し、湘南から山田が復帰した。想定外と言われる移籍としては 梅崎の湘南への移籍、また、キャンプ入り後に発表されたラファエル・シルバの中国二部リーグへの移籍があった。
その他、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏が監督に就任したコンサドーレ札幌へ駒井が、セレッソ大阪へは高木がそれぞれ移籍した。

 

サイドバックの攻撃参加の重要性
昨シーズンから採用した4バック、特に途中からはラファエル・シルバと武藤をサイドハーフに起用したことで、どちらかと言うと ウイングに近い役割となった。
そのため、同じサイドハーフと言ってもペトロヴィッチ氏が採用していた3-4-2-1で宇賀神や関根、駒井が担っていたサイドハーフという役割から大きく異なるものだった。
サイドハーフがウィングに近い役割となったことによって、非常に重要なのが サイドバックの上がりである。堀監督になり、右サイドを任されたのは遠藤や森脇、左サイドを任されたのは槙野や宇賀神であったが、宇賀神を除く3名は、どちらかと言うと、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏のサッカーにおける3バックの左右の上がり方を踏襲していた。
3バックにおいては非常に攻撃的に見えた左右のセンターバックであったが サイドバックの役割としては、 攻撃面で上がりきれていない物足りなさを感じてしまった。
今シーズンは、サイドハーフをより高い位置に置き、明確にウイングとして機能させようとしている。
そういった中で、どれだけサイドバックが攻撃参加できるか、エンドラインまで切り込んでいけるかが、今シーズンの浦和レッズの攻撃において非常に重要なファクターであると考える。

 

■中盤の選手起用も柔軟な選択を
一方、ボランチの位置には 青木が最有力だがキャンプ中に一時離脱していたこともあり、代わりに遠藤が入ることも多かった。
青木、遠藤、阿部、柏木と、ボランチをできる選手が多い中、1ボランチとするには、少々もったいないようにも思われる。
長澤・柏木・青木をファーストチョイスとするのは構わないが、この3名のポジションはダブルボランチも含めた様々な選択肢を加えて行くのも良いのではないかと個人的には考える。

 

■フォーメーションは重要だか固執する必要はない
いずれにせよ、初めてシーズン当初から監督を任される堀監督にとっては想定外の離脱はあったものの、ある程度戦力を揃えてもらったと言えるだろう。(希望を言ったらきりがない)
そのような状況下で、自身の理想とするサッカーを推し進めても構わないが、それぞれの選手を良さを生かした柔軟な戦術を選択してくれるかが気になるところである。
キックオフカンファレンスのDAZNのインタビューで、槙野は色々なパターンを試せたと話していた。非常に良い取り組みだったと思うが、岩波のサイドバック起用を試すくらいなら3バックでよい。(3バックもあるかもともコメントしていたが)
とにかく、無理に4-1-2-3に当てはめるくらいなら、別のフォーメーションでやってくれ。

ACLがない中で、しかしながら、ワールドカップ開催中の中断期間があることで、過密日程が5月まで続くJ1リーグ、そして、Jリーグカップのグループリーグがあるため、週2回の試合日程が続く中、どのような戦術をとっていくのか、興味深く見守っていきたい。

 

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【浦和レッズ】12/9 Jリーグ7位 vs UAE1位

アジアチャンピオンですけど、Jリーグでは7位ですしね。向こうは国内リーグ優勝チームですからね。
まぁ、結果を受け止めるしかないでしょう。

 

オークランド戦をどう評価し、対策を立てたのか?
オークランド戦を観ていれば、アルジャジーラが守備重視で来る可能性は十分に予想出来ました。確かに国内リーグの情報を聞く限り攻撃的なチームの印象がありましたが、オークランド戦のようなサッカーをされた場合、やりづらいチームになることは容易に想像出来ていたでしょう。
またGKハセイフのセーブ能力の高さ(あくまでオークランド戦での評価でしかありませんが)も考慮すると、得点を入れることは簡単ではないこと、相応の対策が必要であることをどれだけチーム全体で認識出来ていたのでしょうか?

 

■オープンな展開にならないと得点出来ないチームであることを改めて露呈する結果に
確かに興梠のゴールチャンスはありましたし、チャンスを決めきらないと勝てないことも事実です。しかし、そもそも守りを堅めたチームの対して、単純に裏を狙ったり、サイドからクロスを供給しているだけではなかなか得点チャンスは生まれないでしょう。あれだけチーム全体で連動した攻撃をしていたオークランドですら、無得点だったのですから。
やはり、連動した動き、ワンタッチパス、ドリブルの仕掛け、とにかく、1枚2枚とディフェンスを剥がすための工夫が必要でした。

試合後の監督コメントでサイドからの攻撃を意識したとありました。そうであれば、個人的には駒井を起用してほしかったです。止まった状態からでも仕掛けられるキャラクターとして、駒井に託してほしかったです。

結局は、ACLではオープンな展開になりやすかったので、スペースが出来てチャンスを作れていましたが、守りを堅められてしまうと攻め手がなくなる。
今の堀監督のサッカーの課題を改めて露呈する結果になってしまいました。

 

■点をとるのは難しいんです。だから、考えて攻めなければならないんです。
サイドから攻める意図はありました。裏を狙う意識もありました。でも、基本的には単純な攻撃ばかりでした。
以前の記事でも堀監督とのサッカー感の違いと表現させてもらいましたが、単純な攻め型では、オープンな展開になるまで決定的なチャンスを作ることはなかなか出来ないでしょう。
「まずは守りを、そしてバランスを」で、こちらが先制出来ればよいのですが、試合後半のオープンな展開が訪れる前に、相手に先制されてしまうと、もうお手上げ状態になる。

サイドからの攻撃を意識したなら、単純なクロスだけじゃなくて、ドリブル突破もしないと。
裏を狙うなら、単純にディフェンスラインの裏に走るだけなく、誰かが前線から降りてきて、ディフェンスが引き付けられて出来たスペースに出ていかないと。

とにかく、考えて攻めることをもう一度、植えつけていかなければなりません。

 

 

カサブランカも強い!是が非でも5位を!意地を!
レアルマドリーと公式戦で闘いたかったでしょう。そのために開催国枠での出場が出来ない中で、アジアチャンピオンになって、CWCの出場を決めたことは素晴らしいです。

だからこそ、たとえレアルマドリーと試合が出来なくても、5位決定戦という試合が用意されていて、アフリカチャンピオンと対戦出来るということを無駄にしてはいけません。
カサブランカパチューカには敗れましたが、スピードもテクニックもある素晴らしいチームでした。そのチームとの闘いから学べることはたくさんあるでしょう。

相手をリスペクトする気持ちを忘れずに、アジアチャンピオンの意地をみせてもらいたいです。

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