【浦和レッズ】3/20 遠藤凱旋!
遠藤航、凱旋!
昨シーズンまでとは違うユニフォーム、逆のロッカールーム、浦和レッズのCBとしてBMWスタジアムに戻ってきました。
レッズからレンタル移籍中の岡本(直輝はどうした?!)もスタメンに名をつらね、古巣対決とも唱われる試合は湘南が昨シーズンと変わらぬ”らしさ”を出し、走るサッカーを見せれば、それでも浦和が落ち着いて勝ちきり、貫禄を見せつけた非常に見ごたえのある試合でした。
■李のコンディションの高さと献身性
「打ったら入ったんで、打つもんだなと思いました。」そう評価した先制点。
バイアに当たってコースが変わったとはいえ、あそこでシュートを打とうという気持ちになれている時点で彼のコンディションの高さを感じます。
シーズン中、時々見せる李のコンディションが高い状態でのプレーは積極的かつ、献身的だと思います。
ある意味、FW(今回はシャドーではあるが)の役割をしっかりと果たすことでチーム運営を進めやすくしている。ポストプレーでボールを押さえることもすれば、蹴り出されたボールには、相手対して上手く体を入れてボールを確保したり、時に倒されて決定的なファールを誘ったり。
シーズンを通してこのパフォーマンスなら、、、期待しちゃいます。
■やはり気になる森脇のプレー
そういうプレーヤーだから仕方がないといえばそれまでですが、どうしても感覚的にプレーする森脇が気になってしまいます。
うまくはまればよいのですが、攻撃面では誰も反応出来ない逆サイドへのロングボールを何度でも蹴ったり、守備面では、せっかく関根が相手のサイドからのカウンターを止めに入ったのに、中に走り込んできた相手選手のケアもせずに関根が対応した選手を挟みにいって、簡単に中に走り込んだ選手にフリーでパスを出させたり、、、あげればキリがないかもしれません。
それが森脇、そんなプレーをド返しするプレーをするかもしれませんが、、、まぁ何を選択するかですかね。
■遠藤航の試合後の湘南スタンドへのお別れ
試合後にアウェースタンドへの挨拶を終えた遠藤は迷うことなくホームスタンドへ向かいました。
移籍が決まってからしっかりと挨拶が出来ていなかったと語った遠藤は湘南サポーターに最後の別れを告げ、改めて浦和の選手としてスタジアムを去っていきました。
その23歳の青年への向けたられた湘南サポーターの暖かい声援は、サッカーって素晴らしいと再確認させてくれるものでした。
期待していた選手が同じリーグの別のチーム移籍してしまうのはファンとして辛いことですが、一人の好きな選手として、その次のチャレンジへ送り出す。
湘南サポーターの暖かさを感じる素晴らしいシーンでした。
まだシーズンは始まったばり、オリンピックの控える2016年、浦和の遠藤の躍進が楽しみです。