スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】3/4 逆転負けのホーム開幕戦

2018年3月4日 2018年J1リーグ 第2節

 

浦和レッズ 1ー2 サンフレッチェ広島

 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、2 マウリシオ、5 槙野、3 宇賀神
MF 22 阿部、16 青木、15 長澤(83分→李)
FW 11 マルティノス(74分→ズラタン)、30 興梠、9 武藤(79分→武富)

 

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF 26 荻原、31 岩波
MF  38 菊池、7 武富
FW  20 李、21 ズラタン

[得点]
43分 青木


ホーム開幕戦となったこの試合、43分に先制したものの追加点を取れないまま、66分に同点にされると、79分に逆転を許し、そのまま広島に逃げ切られてしまいました。

 

■ポジショニングは先週から多少変更
第1節のFC東京戦で、ウイングに入っている武藤、マルティノスが大きくサイドに開いた結果、興梠が孤立する課題を更に深めてしまったことは、先週の記事にも記載しました。
その修正なのか、柏木が出場回避したことでメンバーが一部変更となったことからかは不明ですが、左ウイングの武藤は中央よりにポジションを取り、左サイドバックの宇賀神が前線まで上がってくる形をとって武藤と興梠が近い位置でプレーするようになっていました。
また、ビルドアップ時、遠藤は最終ラインまで下がって、その分、青木、阿部は中盤に残り、遠藤、マウリシオ、槙野の3バックのような形をとっていたのも変化と言えるでしょう。
これが良いのか悪いのかは正直、分かりません(言えることは、武藤だけが興梠の近くいても、あまり意味はなく、武藤の次、その次と絡んでくることが重要です)が、何だか色々とチームとして形に拘りたいという想いだけは伝わってきます。

でも、結局、得点を決めたのは、一度クロスを跳ね返されてからのセカンドチャンスで、ペナルティエリアに人が残っていて、しかも広島ディフェンス陣が完全にボールウォッチャーになっていたところでの得点ですから。
言ってしまえば、攻撃の形がよいというよりは人数をかけることで生まれたゴールと言えるでしょう。

 

■63分のような形が作れなくなった時、ミシャサッカーが本当に消える
別にミシャサッカーを肯定するつもりはありません。
が、昨シーズン、風間前監督が築いてきた攻撃サッカーに鬼木監督が「守備から魅せる」と、ひと工夫を加えたことが川崎フロンターレがJ1を制覇する一つの要因となったことを考えると、堀監督がなぜゼロからのチーム作りをしているのかが甚だ疑問でなりません、というか意味が分かりません。
ディフェンス練習をしてこなかったチームにディフェンスの仕方を教え込むだけで済んだところを、まさか出来上がっていた攻撃の形まで壊してしまうとは、まさに愚の骨頂ですね。
63分のようにワンタッチパスで次々に選手がボールに絡んでくるようなプレーが出来ればいいのですが、これからどんどんそういったプレーはなくなるでしょう。ミシャサッカーの遺産ですから。
 
堀監督は、攻撃のアイデアを選手たちに与えているというよりは、攻撃の形を教え込もうとしているんでしょうね。
63分のようなプレーはアイデアを与えられた選手たちだから出来ることであって、形ばかりを教え込まれていると、そのうちに持っていたアイデアも薄れていくことでしょう。つまりはミシャサッカーの遺産を食い潰した時に、どんなチームになっているのでしょうか、不安で仕方がありませんが、気づいた頃にはもう遅いといったことになっていそうですね。

 

■李と武富のコンディション良さそうですが
途中出場のズラタンに対して「もうちょっと体を絞ったら?」と感じたのとは反対に李や武富は非常にコンディションが良いように思えます。マルティノスもクロスの精度が上がってきませんし、武藤もそれほど、、、といった状況ですから、李や武富をスタメン起用してもよいのではと思いますが、李がウイング向きとは思えませんし、フォーメーションも考えなければなりません。

 

Jリーグ杯へどう挑むのかも気になるところ
さて、次の試合はミッドウィークでのJリーグ杯となるため、ある程度メンバーの入れ替えが想定されますが、相手は昇格プレーオフ組とは思えない完成度の高さを見せつけている名古屋グランパスです。
「控えメンバーは是非アピールを!」と言いたいところですが、今のチーム状況で比べると、「とにかく試合になればいいですが、、、」と悲観的になってしまいます。

まぁ、まだ2試合が終わっただけですが。。。

 

 

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