スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】3/10 リーグ戦3戦 勝ちなし

 2018年3月10日 2018年J1リーグ 第3節


浦和レッズ 1ー1 V・ファーレン長崎


 

[スターティングメンバー]
GK 1 西川
DF 6 遠藤、2 マウリシオ、5 槙野、3 宇賀神(82分→菊池)
MF 16 青木、10 柏木、15 長澤(67分→武富)
FW 11 マルティノス(71分→ズラタン)、30 興梠、9 武藤

 

[控えメンバー]
GK  28 福島
DF 26 荻原、31 岩波
MF  7 武富、22 阿部、38 菊池
FW  21 ズラタン

[得点]
76分 ズラタン

 

■高木監督のJ1初采配は横浜FCでの浦和戦
強烈な印象を残したあの開幕戦、横浜FCの久保のスーパーゴールとあのパフォーマンス、当時、J1リーグ初采配だった高木監督は長崎の監督として、浦和と再び対峙することになりました。
高木監督は「浦和に持たれることが多くなるだろう」と試合前に話していましたので、ある程度、引いてくるのかと思いましたが、思いの外、前線からプレスを仕掛けてきていました。

それにしても、試合前のインタビューで「後半での失点が続いていることに対しての修正は?」との質問に対して「連戦でどこまで修正出来るのかということもあるが、ネガティブに考え過ぎず、前半にいいサッカーが出来ているとも捉えられる」と話されていましたが、おっしゃる通り、しっかりと戦い方の意図が伝わるサッカーでした。
要するに、明らかに後半に運動量が落ちてしまうことについて、すぐに運動量を上げることは不可能なわけで、前半を押さえ気味に入るのではなく、やはり前半からハードワークをこなすことで試合を優位に進める意思をチームの共通認識として体現していたということです。
結果的に、その決意により勝ち点1は取れたことになります。

一方、浦和は、チャンスもあったものの結果としてコーナーキックからの1点にとどまり、終了間際の長崎のチャンスで決められてたらと思うと、なんとか勝ち点1を取って帰れると評価しても良いくらいではないでしょうか。

では、なぜ浦和は(リーグ戦に限るが)勝てないのか?

 

■いつリスクをとるか、ある意味嗅覚の部分が足りない
前線に人数をかけた攻撃はしていたかもしれません。ただし、ビルドアップから徐々に前線に人が集まっても、それほど脅威にはなりません。もちろん、そういった場面からのシュートシーンもありましたが、攻め型としては単調になっていたのかなと。。。
やはり、90分の中でチーム全体でギアを入れてリスクをとるシーンがないので、どうしても単調な攻めになってしまいます。

25分くらいから長崎の中盤のプレスが多少緩くなっていました。
そこで一気にギアを上げて人数をかけて攻めにいくことが出来ていれば、もっと楽に決定機を作れたことでしょう。
30分あたりでの槙野の上がりなどはタイミングとしても非常に効果的だったと思いますし、そういった試合展開に対しての嗅覚のようなもの(普通に言えば、試合展開を読む力)を選手一人ひとりが高めて、
「今だ!行くぞ!」
というような形で一気に攻勢に出るタイミングも必要です。

 

■カウンターの質も高める必要がある
ギアを上げるという意味では、カウンターから一気に決定機を作ることが出来るかどうかも重要です。
48分のレッズのカウンターのシーン、長澤から右サイドに流れた興梠にボールが展開されてから、逆サイドには3人の選手がフリーで走り込んでいましたが、シュートすら打つことは出来ませんでした。
また、90分のカウンターのシーンでも、最終ラインからかけ上がってきた遠藤も活かせず、持ち上がった武富がそのままシュートを打ちディフェンスに阻まれてしまっただけでした。

あまりにもアイデアがないかなぁと。。。


いずれにせよ、今日の長崎のサッカーを見ても分かるように、昨シーズンよりもJ1のレベルは明らかに底上げされている中で、昨シーズンと変わらず、上位チームに勝つことが出来ないような単純なサッカーをやっていると、一気に取り残されてしまうかもしれません。

堀監督と私のサッカー感の違いと悠長に(半ば諦め気味に)見てきましたが、どうしたものかです。

監督も選手も何がダメなのかしっかり議論して、共通認識のもとに試合の準備を進めたいところですが、まだ連戦が続きます。

険しい旅路になってますね。。。

改めての考察もしようかと思いますので、今日は最後に一言だけ。

 

荻原出せよ!

 

 

 

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