負傷退場させたプレーって素晴らしいの?!
ソフトバンク1点リードの6回裏、無死一塁、三塁での4番中田の打席。三ゴロの打球を松田が二塁へ送球、二塁手川島は一塁ランナーを封殺後、ホームへ送球しようと構えたところ、一塁ランナー田中と交錯、その間に三塁ランナーが生還した。
川島はそのまま負傷退場、右下腿部打撲と診断された。
このプレーに対して、田中を批判する人もいれば、「ルール上問題ない」とか「昔から同じようなプレーはあった」とか「あれぐらい避けるのがプロ」といって田中を擁護する人もいます。
確かにどちらの意見があるのも分かります。
が、さすがに負傷退場させたプレーに対して「素晴らしいスライディング」「久し振りみたベテランの味」と表現するのはどうなんですかね。
毎回楽しみにしていたニュース番組での、解説者の上記のようなコメントを聞いて、改めてプロ野球の独特の価値観(というのか、慣習というのか、、、)に違和感を感じてしまいました。
守備妨害かどうかはもういいです。
でも、川島は完全にホームへ進塁したランナーを見ていました。その川島の死角に近い方向からスパイク見せてスライディングし、結果、負傷させた。
このプレーが素晴らしいとは、、、自分、まだまだプロ野球に対して勉強不足でした、としか言いようがありません。
うーん、別に併殺崩しを否定するつもりはないですし、また野球に怪我はつきものというのも理解はしてるつもりですが、怪我させたタックルを素晴らしいっていうのは、やっぱり違うかと思います。
こんな違和感を感じながらも、野球は好きなので、これからも見続けていきますが、あとは、田中および日本ハムに次のゲーム以降に明らかなる報復行為がなされないことと、打撲した川島の元気なプレーを観れることを祈りたいと思います。