【浦和レッズ】3/17 VS北京国安
悔しい、とにかく悔しい。せめて勝ち点1でも何て気持ちではなく、勝ちにこだわってほしかった。
どうしてだろう?なぜ、日本は勝てなくなったのだろう?
そもそもの出場メンバーを見ると、2連勝しているJリーグ戦と随分違うメンバー構成でした。
ミッドウィークでしかもアウェーという状況でいえばしょうがないのですが、社長が山田の引退試合で掲げた「クラブW杯で勝つ」と思っているチームではないでしょうね。。。
まぁ、リーグ戦が優先になってしまうのも分かりますが、やはりJリーグ代表として出場するからには、アジアでは日本が一番であってほしい!!
そんな気持ちをどこに向けたらよいのか、そんな意味で悔しい試合でした。
■荒れたピッチコンディションに対する対応
試合開始からしばらくは細かいパスというよりは、浮き玉が多かったですね。というのも、テレビで観ても分かるくらいひどいピッチコンディション、まぁ、なかなか浦和らしいサッカーにはなりませんでしたが、さすがプロというのでしょうか、しばらくすると対応できていたように思います。
■武藤のゴールへの意識の高さ
スポーツバー観戦でしたが、周りの観客からも、ペナルティー付近では、「打てよ!、打て打て!」との声が多くありましたが、危険なエリアまで攻めていてもパスが多い中、武藤のゴールへの意識の高さは非常に目立っていたのではないでしょうか?「そうだよ、打って終わればいいのだよ」といった声まで聞こえていましたね。負傷交代は残念でしたが、31分の決定機だけでなく、ゴールに向かう姿勢はこれからフォーメーションにもっとフィットしていくことを前提に期待したくなりますね!
■槙野と永田のダミヤノビッチへのマーク
前節レッドカードの那須に代わって投入された永田は相手10番ダミヤノビッチへのマークが非常に大変そうでしたね。槙野もカバーに回りながらDF陣全員で守ってやる!という意識は伝わってきました。結果的には2失点という結果ですが。。。
■続く勝負弱さと露呈したJリーグレベルでは足りないよせ
勝負弱さは昨年の優勝戦線だけでなく、これまでも言われ続けていることですが、やはり、改善されないですね。やっぱり何としても今日は勝ち点1以上は必要だった。チームメンバーも含めて、勝てないメンバーではない。経験とメンタルのせいにしてしまいたいところではあるが、とにかく大事な試合での取りこぼしを何とか直してもらいたい。
そして、前節ブリスベンとともに今日も「ボールをもった相手選手に対するよせが足りていない、そして、ミドルシュートを打たれる、しっかりゴールにつながる。」というのがどうしても気になってしまいます。アジアの強豪クラブには通用しないマークの甘さ、これは絶対に直さなければなりません。この反省は、Jリーグの試合から意識的に相手との間を詰めることをやっていかないとダメだと思います。
■梅﨑の能力を引き出すポジション
武藤の負傷交代により、梅﨑が投入され、そのまま石原の次の位置に入りました。3/14のモンテディオ山形戦の記事でも書きましたが、梅﨑の本来のポジションはこの位置であると改めて感じました。今日の躍動感をみると激しいポジション争いではありますが、頑張って勝ち取ってもらいたいもんです。
さぁ、ACLグループステージも半分が終わり、浦和は勝ち点0の最下位。状況は最悪ではありますが、ACLに出場することが目標ではなく、ACLで勝ち上がることを目標としていたはず!何とか残りの3試合で意地を見せてもらいたいです。