【浦和レッズ】5点取るためのリスペクト
9/6(日) ナビスコカップ準々決勝第2戦
第1戦の結果(0ー5)により最低でも5点が必要な浦和レッズですが、今日の試合、ホームスタジアムでどのようなサッカーを見せてくれるのでしょうか。
追い込まれていることは間違いありませんが、このような状況で、色々なリスペクト精神をもって試合に挑めるのかを今日は注目したいです。
①相手チームへのリスペクト
代表選出の選手もいる中でしたが、第1戦は最近のリーグ戦と比較するとスターティングメンバーが6名ほど変更になっていました。
ちょっとさすがにアルビレックスをなめすぎではないでしょうか。確かに8/13のリーグ戦では勝ちました。でも、その時のメンバーと比べたら余りにも違いすぎる。初のベスト4入りを目指してホームでの第1戦をむかえたアルビレックスに対してのリスペクトはあったのでしょうか。
②ナビスコカップという大会に対してのリスペクト
かつてジェフ千葉がナビスコカップ初優勝した際のイビチャ・オシム監督の会見で「このカップ戦での優勝することがどれくらいの価値のあることか」を記者に聞いていたことを思い出します。
そう、カップ戦に比べてリーグ優勝がどれだけ大事かということです。
しかしながら、そういうことは優勝したから言えることであって、参加しているからには優勝を目指すべきであり、普段ベンチ外の選手の経験のための大会ではないと思います。
(オシム監督も会見後には、クロアチアのスポーツ紙に対して、満員の国立競技場に両チームのサポーターでないサッカーファンも多く駆けつけていたことに対してカップ戦への関心の高さと評価しています)
このナビスコカップがただのリーグ戦の合間にやっているカップ戦とならないためにも、浦和レッズにもしっかりと向き合ってもらいたいです。
③サポーターへのリスペクト
勝利を願っている、優勝を願っている、そのためにスタジアムにかけつける、そんな多くのサポーターに対してのリスペクトはあるのでしょうか。
普段はベンチ(もしくはベンチ外)の選手がスタメンに多くの名を連ねたとしても彼らが勝利を目指し、次のスタメンを目指し必死にサッカーをすればサポーターには響くはずです。それだけ目の肥えたサポーターが多いのもレッズならではだと思います。
今日の試合、崖っぷちの中でどれだけのサポーターがスタジアムに足を運ぶか分かりませんが、たとえ勝ち上がることが出来なかったとしても、大逆転を信じて来場したサポーターからの激励の拍手がスタジアムを包み込むだけの試合をしてもらいたい。
J1のチームにしか参加が許されていないナビスコカップの準々決勝に相応しい試合が観れることを期待しながらスタジアムへ向かいます。