スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】10/3 サガン鳥栖

昨シーズンまでの悔しさが薄れ始めてるのかと感じてしまう引き分けでした。

1stステージでの鬼気迫る雰囲気とは程遠い、集中力のないプレー、10月唯一のホームゲームも多くの空席の中、ブーイングと拍手が半々となる終了後のスタジアムに寂しさしか感じませんでした。

■鹿島戦の気迫はどこへ

前節アウェイでの鹿島アントラーズ戦は、プレーの質でアントラーズに圧倒されながら、ギリギリのところでレッズが気迫で抑え、大きな勝ち点3を手にしました。

あの日の会場の異様な緊張感、そして、選手から伝わってくる気迫はどこへ行ってしまったのでしょうか。

西村主審のコントロール疑問の残る試合ではあったものの、どちらのチームもすべてを出して戦ったという意味で、とても気持ちのよい試合でした。

それだけに、久しぶりのベストメンバー(前節は那須が出場停止、前々節は槇野が出場停止)で挑んだこの試合に物足りなさを感じてしまいました。

■昨シーズンまでの悔しさを改めて思い出して

「もうあんな思いはしたくない!」

そう意気込んで迎えた2015シーズンのはずです。ACLは起用メンバーを考えると勝ちにいってないとしか言いようがありませんが、Jリーグでは1stステージ無敗優勝という圧倒的な強さで昨シーズンまでの悔しさを晴らしてきました。

それだけで満足なのでしょうか。キャプテンの阿部選手は1stステージ優勝後、「これはただの通過点」と言ってましたよね?そうです、まだまだ悔しさは晴らせてないでしょっ!満足してないでしょう?!

そしたら、ロスタイムにちょっと自分へのパスがパスミスになっても文句アピールしないで、ボール追いかけますよね?ホイッスルが鳴るまで戦う気持ちを出しますよね?

1stステージで終盤の得点が多かったのは、もちろんフィジカル・テクニック・戦術もそうですが、勝ちにこだわる強い気持ちがあったからだと僕は信じています。

長いシーズンも終盤に差し掛かり、体調が万全でない選手も多いでしょう。

でも、泣いても笑っても残り4試合です。

そして強豪チーム揃いです。

簡単に勝てるとは思っていません。しかし、例え、負けたとしても選手(そしてチーム)が本気で勝ちたいという気持ちを出し切れば、サポーターには伝わるはずです。

ナビスコカップでのアルビレックス新潟戦、2万人に満たないサポーターから敗退にも関わらず、送られた惜しみない拍手もそうです。浦和レッズサポーターは本当によくサッカーを知っています(お前が言うなって話ですが)。

そんな素晴らしいサポーターが多く駆けつけたスタジアムで、年間優勝の喜びをみんなで分かち合うためにも、もう一度、これまでの悔しさを思い出して、残り試合を本気で戦う選手たちを応援し続けたいと思います。