【千葉ロッテ】シーズンへの感謝とともに迎える下剋上アゲイン
今日(10/10)18時からクライマックスシリーズ(CS)が始まります。
西武との熾烈な3位争いを制して、CS出場権を獲得した千葉ロッテマリーンズ、5年ぶりの下剋上なるか?!
ファーストステージは、札幌ドームで日本ハムとの対戦です。
■決して相性が良いとは言えないファイターズそして大谷翔平
レギュラーシーズンでは12勝13敗と負け越し、今日先発の大谷に対しては2度の完封負けを喫している。
私個人としても、レアードや中田に特大のホームランを打たれたり、いい場面で田中や陽にタイムリーを許している印象が強い。
そんなファイターズに対して、ロッテ打線、投手陣がどれだけ自分の持てる力(いやそれ以上)を発揮できるか。数字だけでは語れないのが野球の、そして千葉ロッテマリーンズというチームの楽しいところです。
9/2の試合では大谷を攻略することが出来ました。あの時の角中の2ランは荻野の四球が起点となりました。投手大谷はストレートは早いし、変化球のキレも鋭い、それでも、とにかく粘って粘ってボールに食らいついていく気持ちをみせてもらいたいですね。
■涌井が10回137球を投げたことをどう捉えるべきか
10/6のレギュラーシーズン最終戦、同点で向かえた10回裏のコボスタ宮城のマウンドには涌井の姿がありました。最多勝をかけた、137球の投球、そして11回表には「同点のままなら次もいくよ」と言わんばかりのキャッチボール披露、そして、笑っている伊東監督。そんな意地の最多勝獲得に対して世間の評価は批判的な表現ばかりでした。
「なぜ、第1戦に涌井を登板させるための調整をしないのか?」
「第2戦に登板させるにしても投げすぎだ。」
「ロッテはCS初戦敗退がお望みのようだ。」
など、ごもっともといったところでしょうか。
しかし、今シーズン、ここまでロッテを楽しませてくれたのは涌井がいたからです。言葉少ないながらも若いキャッチャー陣を引っ張ってきました。そんな涌井がこのロッテでジョニー黒木以来の最多勝をとるチャンスがあった。本人も狙いたいと志願した。とことんやって何が悪い!!
もちろん、CSについてはマイナスです。でも、それがロッテが選んだ道ですから、CSの結果も受け入れますよ。
だから勝っても負けてもロッテには後悔はないはずです。みんな今シーズンの涌井に感謝しているはずですから。何も恐れず思いっきり戦いましょう。だってシーズン成績で6.5ゲームも離された挑戦者ですから。
怪我人も多かったです。先発もなかなか揃いませんでした。それでもCSに連れていってくれた千葉ロッテマリーンズの関係者全員に感謝しつつ、千葉ロッテマリーンズの下剋上アゲインを期待して今日のプレイボールを迎えたいと思います。
(勝っても負けても後悔しないといいながら、やっぱり期待してしまう自分がいるんですね。)