スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】4/5 本気で戦い本気で喜ぶ!

浦和レッズ 1 - 0 広州恒大

終了のホイッスルとともに倒れこむ選手に向けられた「We are Reds!」の大コールは、本気で戦い抜いた選手たちへの最大限の賛辞でした。

グループ3位の浦和レッズと4位の広州恒大、どちらにとっても負けられない戦いは両チームのスタイルをぶつけ合う、非常に見応えのある試合でした。

そして、その状況下で勝てたことは何よりもうれしいことでした。

■本気で挑むACLでの勝利の喜び

前の公式戦、4/1(金)の甲府戦から興梠と李をベンチスタートにし、関根とズラタンをスタメンにいれた浦和レッズ

スタメンが代わったと言っても、それぞれベストメンバーと言っても全く問題ない布陣で挑んでくれました。

昨シーズンは、ACLJリーグで明らかに布陣を変えた結果、グループリーグ敗退です。

「世界一を目指す!」と言ったのは何だったのかと思う裏切られ方でした。

しかしながら、今年は唯一、浦項スティーラーズ戦アウェーに乗り込んだグループリーグ第2節以外は、”本気の”布陣で臨んでいます。

“本気”だから負けたら悔しい、”本気”だから勝ったら本当に嬉しい!

やっぱり試合するからには本気でぶつかって本気で応援するから楽しいんです!

30,000人の観衆を心の底から楽しませた、ACLでの”本気”のミチャ采配、これが観たかったんです!

これからも続けて下さいね!

■関根、宇賀神の両サイドの仕掛け

湘南戦や甲府戦の興梠のゴールのような中央での綺麗なパスまわしからのゴールもレッズらしくて気持ちがいいですが、この両サイドハーフの仕掛けからのゴールもやっぱりいいですね。

ゴールシーンだけでなく、今日は両サイドハーフが何度も何度も仕掛けることでチャンスが生まれました。二人のスピードと1対1のセンスに改めて感心しました。これからも両サイドの走りっぷりに期待したいです。

■最後のカードの

使い方

1点をリードしている中での交代カードでミチャの選択は更に攻めるでした。

64分梅崎に代えて李、68分ズラタンに代えて興梠を投入し、追加点を狙う形に見えました。

結果的に再三のゴールチャンスはすべて”惜しい”ものとなり、80分を越えると、攻めるのか、守るのか、選手間で統一感がない様子でした。そして、中途半端な攻撃によるパスミスが目立ってきたと感じていたところ、すぐに青木が呼ばれました。

87分武藤に代えて青木投入、守りきれの合図でした。

少し驚いたのは、柏木をシャドーにするのではなく、代わった青木がそのままシャドーに入ったことでしょうか。

もっと早く青木を!(結果、87分での交代ですし)とも思えましたが、意思統一が図れてないと感じた瞬間にすかさずベンチの意思をはっきりと伝えたいい交代だったと思います。

■爆買いに挑む日本のビッグクラブ

気持ちよく勝てた試合なので、ちょっと冗談まじりで言わせて頂きますと、、、浦和レッズが「お金じゃない」って言っているのは、何とも面白い姿だなと感じてしまいました。

確かに移籍金なしでの移籍も多く、そんなに選手集めにお金をかけていないのも事実かと思いますが、Jリーグ屈指のビッグクラブ(収益面など)ですので、広州恒大に対してジァイアントキリング的なスタンスなのは、ちょっと寂しいですかね。もっと堂々と対峙しましょっ!

まぁ、時代が変わってきたのも事実ですが。。。

広州恒大6,000人のサポーターが乗り込むという爆買い広告のもと、今日のスタジアムや駅での会話を聞いていると、普段は浦和レッズ戦に観戦に来ない人も多く駆けつけていたようでした。

そして、今日の試合内容に非常に満足している人がほとんどでした。中には「また次の試合も観に行こう!」という人もいるのではないでしょうか?

Jリーグチームがアジアチャンピオンの座を譲ってからなかなか取り戻せずにいますが、1試合1試合、”本気で”戦うことで、また新たなファンも巻き込みながら、浦和レッズそしてJリーグが発展していけるよう、微力ながら応援しております。