【浦和レッズ】2/28 快勝したことは素晴らしいですが!
2017年2月28日 2017年ACL 第2節
GK 西川
DF 森脇、那須、槙野
MF 関根、青木、駒井(75分→長澤)、宇賀神、武藤、李(78分→ズラタン)
FW 興梠(66分→ラファエル・シルバ)
浦和 得点
9分 武藤
11分 李
15分 関根
21分 宇賀神
45分 駒井
FCソウル 得点
14分 朴
92分 D. Damjanovic
■なぜ週末に柏木を起用した?
この試合の話の前に、2/25(土)のリーグ開幕戦に柏木をシャドーで起用したことへ改めて疑問を呈したいと思います。
なぜ”CKを蹴れないほど不安のあった”柏木を”オフの補強も含め替えがたくさんいるシャドーに”起用したのかということです。
結果、この試合はベンチ外、そして、J1リーグ第2節も欠場が濃厚です。
リーグ開幕戦の起用を考えた時に、李がベンチにいる(武藤もベンチ外でしたか故障の情報はなしである)以上、”シャドーをこなせる人が足らなかった”わけがないので、”柏木を負担なく使いたかった”策がキッカーなしのシャドーだったとしか解釈出来ないのですが、そこまで柏木頼りのチーム(監督)ということでしょうか。
これだけ中盤から前線の選手を集めておいてなお、柏木に固執している。
柏木を越える選手がいないからと言うのは簡単かもしれませんが、そこまで柏木をある意味優遇した形で出場させて、試合には負けるわ翌週のミッドウィークの試合を欠場するわ、踏んだり蹴ったりにも程があります。
もし、今年の最初に掲げたようにタイトルをすべて狙っていく(既にゼロックスを落としてますが)のであれば、それ相応にコンディションの良い選手を使い分けていくことをいい加減学んでほしいです。
■シャドーがシャドーらしく働けばとにかく強い
試合内容については、すべて浦和レッズらしい形で前半で5得点を叩き出したことは素晴らしかったです。
特にシャドーの李、武藤が一方が相手を引き付ける動きをすれば、一方がその裏に飛び出すといったように、シャドーらしく働いたことで、マークを外しながらゴール前でチャンスを作ることが出来たのが大きかったでしょう。
また、それを決めきることが出来たことも重要だったと思います。
やはり、前線についてはこれまで同様にしっかりとはまればとことん強いことは間違いないでしょう。
■守備に対する不安をどのように解消するか?
大量点を取っていて、集中力が持たない場面であったため、評価するのは難しいですが、後半ロスタイムの2失点目は、横浜Fマリノス戦と同様に明らかに弱点として、露呈してしまっています。
しっかり守りが出来ている状態では5バックに近いので、そこまで気にすることはないのですが、カウンターでサイドに展開された場合、中のケアをどうするか。
今のところは「とにかくみんなで戻れ!」という対策でしかないのでしょう。
人数をかけた攻撃的なサッカーを体現しているので、致し方ない部分もありますが、中盤の選手の戻りが遅れた時に中央のバイタルエリアを誰がケアどうするのかハッキリさせたり、失った後のプレスをとにかく体に染み込ませたりしないと、同じことを繰り返すでしょう。
2016シーズンまでは、
①カウンターでサイドの裏のスペースに展開出来るフィード能力を持った選手が他チームに少なかった。もしくはそういったカウンターが出来ていなかった。
②サイドからの展開の後、スペース飛び込んでくる選手が少なかった。
と、もし仮定すると、2016シーズンは最小失点チームだったとしても、2017シーズンは大型補強したチームに多くの得点チャンスを与える可能性があります。
J1リーグ第2節のC大阪戦、展開能力やスペースに飛び込む能力に長けた山口、突破力のある柿谷が浦和レッズに対してどのように仕掛けてくるのか、そして浦和レッズDF陣がどれだけ対策出来ているのか。
気になる試合ですが、今日は会社のため夜に追っかけ再生です。。。
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