スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【千葉ロッテ】ありがとうはシーズン後に

6月20日、千葉ロッテマリーンズ井口資仁選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。

MLBで2度のチャンピオンを経験し、2009年に日本球界復帰、選んだチームは千葉ロッテマリーンズでした。

ロッテでも2010年の日本一に貢献、西岡剛と二遊間のコンビを組んだり、クルーズの加入・鈴木大地の台頭からファーストにコンバート、DHでの出場や代打の切り札としての起用など、年齢を重ねながらも様々な役割をこなし、いつの間にか、球界最年長野手になっていました。

会見で本人も「グランドに立てば年齢は関係ない」と話していた通り、試合前の円陣でも若手と同じように盛り上がり、たまに慣れない選手にちゃちゃも入れている姿を見て、「まだまだ若いなー」って思っていたので、正直、残念です。

井口と言えば、右方向への強い打球ですが、個人的にはインパクトの瞬間の右手の押っつけ方、そのナックルの強さで体勢を崩されながらもレフトスタンドに高い打球のホームランを放り込んでいるが印象です。

「まだまだ走れるところを見せないとね」なんてサラッとやってみせる盗塁や、ここぞの場面で試合を決めるホームランを打って一塁ベースを回ったところで高々と拳をあげる姿、負けなしの田中将大から打った日米通算2,000本となるホームラン、印象的な場面がたくさんあります。

「振り返るのはまだ早い、残り試合で、これまで以上の出来事があったら良い」と言った井口、人よりも好きな野球で、プロとしての最後のシーズンに、チーム一丸となって勝ち続け、1日でも多く井口にユニフォームを着せることが出来れば、これまで以上の思い出になるのではないでしょうか。

これから井口の最後の勇姿を見に何度もスタジアムに足を運びますが、「ありがとう」の言葉を掛けるのは、井口にとっても我々にとっても思い出に残るシーズンを終えてからにします。

21年のキャリアの中でこれだけ負けたことはない井口に最下位からこれだけ追い上げたことはないという思い出を追加しましょう!

そして、レギュラーシーズンだけでなく、もっと長くユニフォームを着てもらうためにも、残り試合すべてを勝ちましょう!

まだまだ井口の選手姿を見ていたいですから。

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