【浦和レッズ】私と堀監督のサッカー感の違い
今の浦和のサッカーを観ていてもワクワクしない。。。
何となく90分が過ぎていく。消化不良な気持ちのまま次の日を迎える。
なぜなのか、ずっと考えていましたが、1つの結論が出ました。
サッカー感の違い
結局はそれに尽きると思います。
9/19の柏レイソル戦以降4ー1ー4ー1システムを採用した戦い方が堀監督の目指すサッカーなのであれば、私は何ともつまらないサッカーだと感じてしまいます。
つまらなくても勝てればいいですが、恐らく、下位のチームには勝てても上位に勝つことは出来ないでしょう。
今の浦和のサッカーは、
「チャンスは作れていたが、相手に少ないチャンスを決められた」
と振り返ってばかり。
特に失点シーンがクローズアップされがちですが、何度も言っているように6年間かけてディフェンスの仕方が分からない選手に育てていったのですから、そう簡単に治るわけがありません。これは、選手を入れ替える以外にすぐに解決出来る方法はありませんし、何でもかんでも、ダメだったらすぐに補強を求めるのも違うと思うので、しばらくは我慢するしかないでしょう。
むしろ問題は、オフェンスが単純化していることに気づいていないということです。
「チャンスは作れている」
なんのチャンスか?
それはゴールチャンスというよりもシュートチャンスという表現の方が正しいでしょう。
ディフェンスを崩して数的優位を作るよりもシンプルにゴール前にボールを供給して競り合いの中でヘディングシュートを狙う。
中に切り込んでワンタッチでつなぐよりも、相手がいてもシュートを打つ。
ポゼッションやシュート数では完全に圧倒しているものの、決定的なシーンがそれほど多くないことは明白です。
もはや、高木のキック精度頼り。。。
試合を通してずっとパワープレーをやっているようなものですから、守り切れないチームもあります。
でも、やっていることは単純なので、ある程度力のあるチームには通用しません。
カウンターで一気に選手がかけ上がることもなく、常に相手に守られた状態から攻撃が始まりロングボール一本勝負かペナルティエリアの外からシュートを打つだけ。
献身的に走っているのは武藤くらい。。。
スピード感のない攻撃ばかりで、全然ワクワクしない。
前監督の時と違うサッカーをやれているのですから、選手は(一部のランニング選手を除き)、その時の指揮官の指示に従っていると言えます。
となると、私がワクワクしないと思う今の浦和のサッカーは選手の能力に起因しているというよりは、監督のやりたい方向性の問題でしょう。
従って、これは私と堀監督のサッカー感の違いとして受け入れます。
でも、攻める時は思いっきり選手が上がってきたり、サイドではガツガツ1対1を仕掛けたり、もちろんカウンターを受ける時はみんなで戻ったり、そういう抑揚のあるサッカーが観たいです。
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