スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【PGA】松山、PGAツアー5勝目おめでとう!

強い。。。

HIDEKI強いよ。。。

そう感じさせるサンデーバックナインでした。

2位に1打差に迫られても、13番のバーディーで2打差に離し、16、17番で連続バーディーで勝負あり、18番もバーディーで締め、コースレコードに並ぶ61をマークしての圧巻の優勝でした!

今日みたいな勝ち型をする選手って、本当に強い選手ですよね。

また、一気にクラブハウスリーダーまでかけ上がった(最終的には2位フィニッシュの)今年の全米オープン最終日のプレーと比べると、アドレナリン全開というよりは、練習ラウンドのような明るい雰囲気に見え、また1つ次のステップに登ってきたのかなと感じました。

現地インタビューでも取り上げられてましたが、進藤キャディーと談笑しながらのプレーはとても印象的でした。リラックスしながらプレー出来ていたようですね。

さて、現地インタビューで61のコースレコードは、タイガーに並んだねと聞かれた時のコメントで「61を出した時のタイガーと一緒にラウンドしてて、あの時のタイガーに並べて嬉しい」とコメントしていました。

思い出しましたよ、ゴルフネットワークのインタビューを。

以前に「杉ちゃんが行く! inUSA」で杉澤さんとのインタビュー「タイガーの一番最後のツアー優勝の時のファイヤーストーン、2日間一緒だったんですよ。」と話していたあの時ですね!

タイガーが61を出した2日目の最終ホールでパット決めたタイガーにグータッチをしていた進藤キャディー、そんな進藤キャディーに「いいからライン読んで!」と思っていた松山という笑い話。あの時、タイガーに対して感じた”凄い”という印象を今日はHendが松山に対して感じたと思いますよ。

PGAツアー100戦目という節目の大会での圧巻の優勝、来週の全米プロ、そしてツアーチャンピオンシップが本当に楽しみです!!

Go! HIDEKI!!

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【浦和レッズ】8/5 大きな変化が必要です。

2017年8月5日 2017年J1リーグ 第20節

浦和レッズ 2ー2 大宮アルディージャ

GK 西川

DF 森脇、遠藤、宇賀神

MF 関根、柏木、阿部、菊地(80分→駒井)、ズラタン(90分+2分→李)、武藤

FW 興梠(75分→ラファエル・シルバ)

浦和 得点

26分 興梠

69分 柏木

大宮 得点

66分 マテウス

88分 瀬川

「まだ新監督の初陣だし」で済ませていいのでしょうか?

だいぶ”置きにいった”采配でしたけど、浦和レッズに本当の意味での変化は起こるのでしょうか?と、不安になる試合でした。

■専門職の田村よりも宇賀神を選択

堀さんは、監督就任時、「本当の意味での競争をしながら、本当に戦う準備のできている人間でゲームをやっていこう」とコメントしたので、すごく期待をしていました。

その答えが、那須、槇野が不在の中での3バック継続であり、宇賀神のCB起用でした。

要するに、田村よりも宇賀神の方がCBとして戦う準備が出来ていたということです。

まぁ、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏も同じ采配をしたでしょうね。

■「ミシャサッカーを継続しつつ」が先を見据えて最善か?

菊地をスタメン起用し、その菊地があれだけ活き活きプレーしていたので、印象が薄れてしまいましたが、結局はミシャサッカーの継続です。そして、ミシャサッカーの上をいく中途半端サッカーへと導こうとしています。

「ミシャさんとまったく同じようなことはできないかもしれないですけど、それを自分なりに、今までもミシャさんと話してきた中での、そうしたスタイルと、プラス、自分が感じてきたことをチームに落とし込んで行ければいいと思っています」

攻撃のスタイルは変えずに、ディフェンスを強化したいという思いがあるのは感じました。その思いには賛成です。

ただし、その思いの結論が3バックの攻撃参加を控えることであったのなら、数的有利を追及することで得点を重ねてきた元々のスタイルも壊し、かつ、本当の問題点であるディフェンスで人数は揃っているのに点を取られていることに対する対策もしていないということになり、これまで以上に中途半端なサッカーになるでしょう。

■”意識する”という発想のままでは、変わらない。

セレッソ大阪戦後の記事でミシャサッカーの集大成は守備崩壊と表現させて頂きました。

5年半という長い時間をかけて学生以下のディフェンスをする選手たちに育てたんです。そこを受け入れてゼロからディフェンスを鍛え治すか、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏のサッカー教育に染まっていない新しいディフェンダーを起用しないとディフェンスは改善されません。

そして、今日の堀さんの試合後のコメントを見る限り、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏の近くにいすぎたのか、結局、普通に見て分かる問題点すら気づけていないようです。

「初めて指揮して、準備期間は短かったですが、しっかりともう一度、守備の意識の植え付けをして、途中までは狙い通りの展開でした。失点の場面はあってはならない失点で、残念な結果となってしまいました。またすぐに次の試合がきますので、そこに向けて短い期間ですが準備したいと思います」

[質疑応答]

(この1週間でできたこととできなかったことは?)

「コンパクトな守備をしっかりしようという自分たちの狙っていることは、選手たちがピッチの中で声を掛け合い、そういう状況は作れていました。それとは裏返しに、最後にパワーをもたれたところで、そこを守り切れなかった。そこは自分のアイデアを出して、それを跳ね返すやり方があったと思います」

(今シーズンのレッズは、いいゲームをしていながら結果が出ないところがあるが、どう分析し、修正しようとしたか?)

「正直、はっきりした理由は分からないですが、それを超える何かを見つけないといけません。先程も言いましたが、最後のところで、自分のアイデアを使って、勝利に導かなければいけなかったと思います」

(菊池選手を先発起用した狙いは?)

「トレーニングの中で『競争しよう』ということを話して、彼は以前からもひたむきにトレーニングに励んで、今回も気持ちをすごく感じさせてくれました。彼の、持ち味を出そうという意欲を感じて、チームにいい刺激になればと思いました」

(守備の意識を選手に植え付けたということだが、時間を割いたなど、何かあれば教えてください)

「サッカーなので、攻撃の練習をすれば守備の練習にもなるというのがあります。短い期間でしたが、もっと噛み砕いて、自分たちの原則のところをおさえることと、自分たちの守備の仕方を全員で共有しました」

出典:浦和レッズ公式サイト

「はっきりとした理由が分からない」まま、この期に及んで「攻撃の練習をすれば守備の練習にもなる」という発想だったことには驚きでした。

信じられないプレーからの失点と振り返る前に失点以外のプレーでもどれだけディフェンスがザルだったかをしっかりと分析して下さい。

たまたまオフサイドになったシーンがいくつもありました。誰もラインコントロールしてないんですよ。ラインコントロールもしないで、どうやってコンパクトな守備をしようと思っているのですか?

またマーク受け渡しがやっぱり出来ていません。守備を”意識”して人数をかけて下がっているけど、間に入ったマークの受け渡しが出来ていないから、縦パスを簡単に通されたり、クロスに対して、前を取られてしまうんです。”意識”させることよりも”体に染み込ませる”ことが重要です。

まだあります。

GKとDFの守備連携が全く出来ていません。あらゆる場面でDFがケアするところとGKがケアするところを明確にしておくのが当たり前です。今日の試合も含め、DFもGKも同じ方向を抑えにいっていることが多々あります。GK西川のポジショニング悪さだけでなく、DFと総合的に見た上でザルなんです。

素人でも分かる改善点がこれだけあります。そして、これらは相当な時間をかけるかメンバーを入れ換えないと治せないでしょう。

何よりも指導者がそれに気づくことが一番重要ですが。

■守備の改善には相当な変化と時間、そしてそれを受け入れる忍耐が必要です

『とにかくすべてを一旦、リセットしないと治らない。だから、今シーズンは諦めてゼロから立て直しをさせて下さい。』ACLが残っている中でそんなこと言えないかもしれませんが、もし、今日のような中途半端なミチャサッカー継続をしていると本当に2018シーズンは悲惨な状況になってしまいます。

ディフェンスを治すためには、今シーズンを諦めてしっかりと時間をかけて5年半のサッカーから離脱しなければ無理だと思います。もちろん治さなくてもよいのであれば、このまま継続でもいいでしょうが、私はこのまま続けても何も望めないと思います。

じゃあ、誰がやればいいのか?

個人的には2017シーズンの残りを2018シーズンへの布石として受け入れてくれることを前提にすれば、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏のサッカーに関わっていない指導者にすること、言い過ぎかもしれませんが、そうであれば誰でもいいです。それくらい変化が必要だと思います。

『どんな状況でもダービーは勝たないと意味がない』

という素敵なダービーの雰囲気を新監督初陣だからという雰囲気に変えられて残念なダービーでした。

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【浦和レッズ】7/22 ミシャサッカーの完成形は守備崩壊

2017年7月22日 2017年J1リーグ 第22節

浦和レッズ 2ー4 セレッソ大阪

GK 西川

DF 森脇(HT→那須)、遠藤、槙野

MF 関根(83分→梅崎)、柏木、阿部、宇賀神(HT→駒井)、興梠、ラファエル・シルバ

FW ズラタン

浦和 得点

18分 ズラタン

45分(+1分) ラファエル・シルバ

C大阪 得点

6分 杉本

8分 杉本

27分 山口

35分 丸橋

自分たちの抱えている一番の問題と向き合い必死で練習しない限り、本当に残念ですが、降格争いをしているチームにはなんとか勝てても、中位のチームには簡単に点を取られ、上位には完敗する、という流れを変えることは出来ないでしょう。

そして、試合後のペトロヴィッチ氏のコメントを聞くと、抱えている問題を勘違いしているようですので、本当にマズイ状況が続いていきそうです。

今日のゲームは非常に厳しいゲームになると思っていました。セレッソ大阪は、ハードワークして規律を守り、コンパクトに戦ってくるチームです。立ち上がりの6分と8分に失点してしまえば、今日のような相手に対して、試合をひっくり返すことは簡単ではないでしょう。クロスから3失点と、ミドルシュートから1失点しました。相手に多くの決定機があったとは思いませんが、その中で前半で4失点してしまえば、追いついて逆転することは非常に難しくなってしまいます。ここ最近、チームは非常に失点が多い試合が続いています。失点の形を見れば、多くの失点は学生チームが失点してしまうような、イージーなミスからの失点が多いです。そういう失点を繰り返してしまえば、勝利することは難しくなってしまいます。

後半は相手を押し込む形で、立ち上がりに何回かチャンスがありました。そのチャンスを生かして3点目が取れていれば、試合の展開はもう少し違ったものになったと思います。そのチャンスを決めきれない中で、そのまま試合を終えてしまいました。今のチーム状況を見ると、多くの中心選手の調子が上がらない状態が続いています。そこが今の我々の問題であると思います

出典:浦和レッズ公式サイト

今の浦和レッズの問題を「多くの中心選手の調子が上がらない状態が続いている」ことと認識している時点で間違ってますよ。調子が上がらないことよりも、もっと根本的な問題に目を向けてください。

「学生チームが失点してしまうような、イージーなミスからの失点」がなぜ繰り返されるのか、それは「中心選手の調子が上がらない状態が続いている」からではありません。組織的なディフェンスのトレーニングを学生よりもやっていないからです。

完成形に近づいてきていると言われていたミチャサッカー、6年目でとうとう完成しましたよ、J1チームのディフェンスとは思えないディフェンスをするサッカーが。

マークの受け渡しも出来ない、クロスに対して前を取られる、ディフェンスラインを意識していないからチームメイトが完全に残っているのに1人でオフサイドをアピールして裏を取られる。

ここまでディフェンスの出来ない選手に育て上げたことに感服しています。

「前半に4失点してしまえば、追いついて逆転することは難しい」と理解しているのであれば、そうならないためにディフェンスの練習をして下さいと言いたいところですが、おそらく、これだけ長い期間をかけてディフェンスを崩壊させていったのですから、すぐに治せるものでもないのかもしれません。それでもいいからディフェンスの練習をして下さい。選手間の言い合いとか喧嘩とかしなくていいから、とにかく練習して下さい。

ところで、試合前にはペトロヴィッチ氏はこんなことも言っておりました。

(世間が夏休みに入り、子供たちが多くスタジアムに来ると思うが、子供たちに対して、スタジアムに来て、浦和のサッカーのどんなところを楽しんでもらいたいか?)

「私は、今の質問は、我々に対する質問というよりも、他のチームに対して質問して欲しいと思います。我々のサッカーをこれまで通りやれば、子供たちには楽しんでもらえると思います。ただ、多くのチームは、我々との対戦において、引きこもって、守備的な戦いからのカウンターという戦い方をするチームが多いです。そういうチームの監督さんに、子供たちにどういうサッカーを見せたいですかと聞いた方が面白いと思います。

質問に応えるとすれば、今シーズン、AFCチャンピオンズリーグの上海上港戦や済州ユナイテッドFC戦、あるいはボルシア・ドルトムント戦など、非常にスペクタクルな試合があったと思います。

レッズは、レアル・マドリードや先日のドルトムントなど、それに類似するモダンなサッカーをしていると私は思っていますが、一方で、現実として、我々はセレッソ大阪より、勝ち点が9下にいます。相手はおそらく、明日の試合も、全員が自陣に下がってカウンターを狙い、我々が仕掛けるというサッカーになるでしょう。そういう試合展開の中で、我々がチャンスを決めきれずに、相手が速攻やセットプレーで得点をして、1-0で勝利する試合が起こったならば、残念ながら、結果が重視されるサッカーの世界の中で、セレッソ大阪はすばらしく、我々はそうではないという評価をされるでしょう。ただ、サッカーそのものの質はどうなのかというところは、もっと見ている方たちが、しっかり見ている人たちが評価していかなければいけないと思います。

まだ、ヨーロッパのドイツやスペインやフランス、あるいはイングランドなどと比べると、結果のみに左右されている部分が多いのではないかと思います。もちろん結果は非常に大事な部分ではありますが、ただサッカーを見に来る人たちは、そこだけを求めているわけではありません。お互いが守備的に戦う試合を面白いと思って見に来るのかというと、決してそれだけがサッカーではないと思います。

もちろん、結果も重要なのですが、もう少し内容についても論評があってよいのではないかと考えています。日本のサッカー文化がもっと改善し、成熟していける余地だと思います。そういう意味では、私自身は、日本の今のサッカーの中で、その両方を求めながらやっています。そのやっている中で、結果の側面から見ている人たちを納得させるものを出していかなければいけないというのももちろんあります。私自身は、その中でも、自分のやってきたこと、そしてこれから目指すことというのを、突き進んでいこうと思っています」

出典:浦和レッズ公式サイト

とりあえず、Jリーグの他チームのことを批判するのは恥ずかしいので、やめてもらえませんかね。今の浦和レッズのサッカーと比べたら、スペクタクルなサッカーをしているJリーグのチームはたくさんありますよ。

だいたい、あなたが自信をもってスペクタクルな試合が出来たと言ったドルトムント戦なんて、前半はあなたがJリーグの他チーム対して批判してるような、がっちがちに引いて守るサッカーをしてましたよね?しかも

ディフェンスの練習をしてないからボールに対して誰も寄せに行かず、結果、全員で引いてるけど、縦パスをどんどん通されて、Jリーグの他チームよりもつまらない内容のサッカーでしたよ。

そして、「もう少し内容についての論評があってよい」とおっしゃいますが、そもそものJリーグのニュースバリューの低さから試合内容について論評する価値をメディアが見出だしていないだけであって、もし、ちゃんと論評するなら、どれだけディフェンスについて酷評されることやら。

でも、メディアが論評しなくても、サポーターはしっかりと内容も見てますよ。浦和レッズのサポーターは本当にサッカーをよく知っていますよ。だから、メディアが論じなくてもサポーターは分かっていますって、どれだけ今の浦和レッズのディフェンスがディフェンスになっていないかを、そして、ディフェンス改善を無視して、失点を重ねるサッカーにスペクタクルなんて感じないことを。

ブーイングされているくらいがまだ良かったのかもしれません。今日の試合後は、もはやブーイングする気にもならない人も多くいたでしょう。

それがサポーターの多くが出した結論ですよ。社長は全力で監督をサポートするみたいですが、スタンドからサポートする人はしばらく減っていくでしょうね。

本当に残念です。

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【浦和レッズ】ウラワの歓喜

なんていうんですかね、鈴木啓太引退試合だったんですけど、岡野と岡ちゃんのゴール後の抱擁が印象的過ぎてこんなタイトルにしてみました。(笑)

同窓会と銘打って開かれたこの引退試合、BLUE FRIENDSもREDS LEGENDSも当時の動きと比べたらもちろん全然違いますが、それぞれのらしさを出してくれた素敵な引退試合でした。

個人的には、もちろん岡野のPKからの岡ちゃんへの抱擁はとても楽しかったですが、後半のREDS LEGENDSを観ていたら素直に「うぁー、この時のレッズは強かったなー」と感じてしまいした。

ポンテは上手いし、ワシントンはゴールを決める、永井はボールを取られない、後ろから坪井もオーバーラップしてくるし、闘莉王が喝をいれる。

あの当時のレッズの強さを改めて感じました。

啓太は、オリンピック予選を引っ張っていきながら、本選メンバーから外れたり、体調面で戦列を離れたこともありました。僕の啓太に対する思い出を語ったところで他のサポーターには敵いませんが、それでも啓太がこれまでサッカーに真摯に取り組んできたことは事実でしょう。

だから、あれだけのメンバーが集まるんですよ。鈴木啓太の人柄が表れた本当に素敵なメンバーでした。

選手としての夢の時間は終わったと語った啓太は次のステージへ進むとも明言してくれました。

北側ゴール裏スタンドに来て、We are Diamondsを共に歌い、ありったけのWe are REDS!のコールを受けた鈴木啓太の次なるステージを楽しみにしています。

今日は本当に楽しいサッカーを魅せてくれてありがとう。

そして、コールリーダー角田さんも本当にお疲れ様でした。

やっぱりサッカーて素晴らしい!

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【浦和レッズ】退任出来ない監督と解任出来ないフロント

先にお断りを、各報道によると、サポーターと対峙したミチャ監督が「次の新潟戦に勝てなかったら自分が最初にチームを去る」との発言があったとのことですが、公式コメントでないと解釈した上で、今回の記事を書いております。

今に始まったことではありません。これまでもずっと思ってきたことではあります。

が、ここまで変われない(変わろうとしない)チームってあるんですね。

今日、川崎フロンターレに敗戦し、アウェイに駆けつけたサポーターの怒りが収まらず、監督自らサポーターと対峙する始末。そして、公式ホームページには社長からのコメントが掲示されるという事態になっております。

日ごろより、浦和レッドダイヤモンズをサポートいただき、誠にありがとうございます。

チームは、3連敗の後、サンフレッチェ広島に勝利したものの、川崎フロンターレとの対戦で敗れ、苦しい状況となっております。

みなさまにも悔しく、悲しい思いをさせてしまい、申しわけありませんが、ぶれずに継続し、目の前の1試合を大切に戦って参ります。

そして、これまでどおり、ミシャ監督を支え、選手、スタッフと共にもう一度、タイトル争いに食い込んでいけるよう、全力をつくしますので、ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、引き続き、サポートのほど、よろしくお願いいたします。

浦和レッドダイヤモンズ代表 淵田敬三

出典:浦和レッズ公式サイト

すごく疑問に思うのは、今回に限らず社長や山道強化部長から「ミチャ監督を支え」という言葉がたびたび出てくること。

彼らの仕事は”監督を支える”ことなのでしょうか?

いや、彼らの仕事は”監督を支える”ではなく、”チームを支えること”であり、そのために”先を見据えて判断する”ことです。

この期に及んで、公式ホームページに上記のような社長のコメントが載るとは、「皆さんの中には監督解任を望んでいる方もいるかもされませんが、次期監督について全く目処がたってないので、とにかくミチャが何とかしてくれるのを見守ってて下さい。私たちも全力で現体制のサポートをしますんで。」としか解釈出来ず、それでサポーターが納得し、事態が収拾出来ると考えていると思うと、空気読めてないというか、仕事放棄というか。

ところで、様々な記事(私を含む)でもミチャの解任を望んでおりますが、もちろん、「じゃあ誰がやるの?」と言われる方もいらっしゃいます。

ただ、言えることは、自ら身を引くことの出来ない監督とチームの先を考えることを放棄し、監督を支えると言い続け、監督を解任出来ないフロントがチームに与える最悪の結末は2018シーズンでの降格でしょう。

①2017シーズン、ミチャのまま中位でシーズンを終了(もちろん、その他カップ戦も敗退)

②ミチャの契約満了を発表(チーム的には勇退)

③スタメンはほとんど残留

④次期監督を招聘するもミチャサッカーからの変化に選手が戸惑い、チーム作りが遅れる

⑤2018シーズン序盤で成績が振るわず、早々に監督解任

⑥臨時に監督招聘もチームが更に崩壊し、更に何人かの主力選手が離脱

⑦打ち手がないまま降格争い

⑧降格

さすがに言い過ぎかな?

いや、しかしながら、Jリーグは世界でも珍しいくらい優勝チームが入れ替わり、強豪が降格していることからも「明日は我が身」です。

今、ミチャを辞めさせても2017シーズンが良くなるわけではないことも確かでしょう。しかし、結果的に2017シーズンが終わってから契約満了にするくらいなら、今の時点で2018シーズンを任せると決めた指揮官と交代させ、早めに2018シーズンへのチーム作りを進めてもらいたいです。

それくらい来シーズンが不安でなりません。

繰り返しになりますが、自ら身を引くことの出来ない人に、「汚れたら捨てられる靴を磨く布と同じ」などと、言われてもどう受け止めたらよいのか。少なくとも森保さんは捨てられたのではなく、自分から辞めると決めたものと解釈しておりますが、とにかく、近々にペトロビッチ氏、そして浦和レッズに動きはあることを心から願っております。

このままだと、せっかくの啓太の引退試合で社長がマイクの前に立った時にブーイングという、寂しい出来事が起こってしまうかもしれませんね。

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【浦和レッズ】これで良しとなったら困る

2017年7月1日 2017年J1リーグ 第17節

浦和レッズ 4ー3 サンフレッチェ広島

GK 西川

DF 森脇、那須(73分→李)、槙野

MF 駒井、遠藤、阿部、関根、柏木、武藤(56分→ラファエル・シルバ)

FW 興梠(84分→ズラタン)

浦和 得点

42分 興梠

45分 武藤

85分 ズラタン

90分(+2分) 関根

広島 得点

45分 皆川

54分 アンデルソン・ロペス

72分 アンデルソン・ロペス

本日の埼玉スタジアムでの、旧サンフレッチェ広島と現サンフレッチェ広島の対戦は、浦和レッズユースの勝利となりましたー!

ということで、原口元気が観戦に訪れる中、原口の後輩の関根が原口を彷彿させるようなドリブル突破からのゴールで、浦和レッズがリーグ戦5試合ぶりの勝利を上げました。

■興梠が機能するかが重要な要素

3ー4ー2ー1同士のミラーゲーム、浦和はメンバーを一部変更し、遠藤がボランチに入り、柏木と武藤がシャドー、興梠の1トップを形成、対して広島は、攻撃の起点を興梠と考え、DFの千葉がマンマーク気味に興梠のポストプレーを徹底的に潰しに行く形で試合が進む。

結果、千葉のマンマークが徹底出来なかったシーンが得点に繋がることになり、前半を2ー0で折り返す。

結果論かもしれませんが、興梠が潰される限りは、なかなかチャンスが作れなかった状況に対して、2点取って勝ってはいたものの、組み立て方を考え直す必要があったと思います。

試合後のミチャのコメントのように「2点のリードは非常に危険なスコアだから集中力を高めるように」がハーフタイムの指示で、後半に逆転されたことに対して、「壁に向かって独り言を言っていたような状況」と評価するのであれば、そもそも監督の前半の試合内容の評価と後半への戦術指示が間違っていたとしか言いようがありません。

もちろん、私はハーフタイムのロッカーにいたわけではないので、様々な指示があったかもしれませんが、もしも、ミチャのコメントの内容がほぼ全てであるのなら、2ー0で迎える後半は、守るのか攻めるのか、攻めるなら、興梠のポストプレーを徹底マークされている状況をどう打開すべきなのか、伝えるべきことはたくさんあったはずです。

結果、後半も興梠にはなかなかボールが収まらず、逆に広島にトントン拍子で点を取られることになりました。

■3ー5ー2は練習したの?

2点を追いつかれ、ラファを投入したのは間違っていなかったと思います。というよりも、もっと早く判断しても良かったと思います。興梠が潰される限りは攻撃を始めることが出来てなかったので、もう1枚ターゲットを作ることで、広島が守りづらくなることは明白でした。

でも、それも機能しなかった。

相手にターゲットを絞らせないつもりが、自分たちがターゲットを絞れなくなってしまいました。

ラファが武藤に代わり、投入されたことで、変更となった3ー5ー2のシステムは、第4節のG大阪戦でも試していまいた。そして、遠藤保仁をブロックすることは出来ていましたが、攻撃が機能していたわけではありませんでした。(詳細はこちらの記事をご覧下さい。)

個人的には、ラファと興梠の2トップは脅威だと思うんですが、やはり準備不足だと思います。試合で使うなら練習しないとダメですよ。

■広島の力負け

那須に替えて、李を投入したことで、結局、ほぼいつものメンバーでの3ー4ー2ー1に戻った浦和は、続くズラタンの交代がはまり、85分に関根のパスからズラタンが同点ゴールを決め、ロスタイムには後半途中から、所謂、無双状態だった関根がハーフラインでボールを受けると、するするとディフェンス6人を交わし、そのままゴール前まで1人でもち上がり、勝ち越しゴールを決める。

それまでも何度もスピード感のあるプレーを見せていた関根があの時間で、まだドリブル突破出来たことには感服します。素晴らしかったです。

とはいうものの、浦和の同点、勝ち越しのシーンは、広島ディフェンスが完全に力尽きているように見えました。

■どちらも重症には変わりない

DAZNの解説だった川勝さんは、9位と17位の試合とは思えないと評価しましたが、逆に連敗中のチーム同士の弱さの見える試合だったのではないでしょうか。どちらが強いかというよりも、どちらが弱いかの勝負という表現が正しかったかなと。

そして、今日の試合では、浦和の弱さよりも広島の弱さの方が上回っていた。

広島は興梠を抑えることで、何とかしのげていただけであって、これまで浦和が敗れてきた試合のように前から勇気をもってプレスを仕掛けることはしませんでした。

ある程度、浦和に余裕をもって攻めさせることを許していた。その結果、千葉も水本も力尽きた。そんな試合でした。

やはり、今の浦和はディフェンス練習もしないでハーフコートサッカーを目指していますので、自陣に持ち込まれる前に浦和陣内でのビルドアップに対して、必死に潰しに行くのがセオリーでしょう。それを広島は出来なかった、残念ながら下位に低迷していても仕方がないとも言えます。

■勝ち点を積み上げたことは大きいが、、、

となると、勝った浦和をどう評価すべきか?

とりあえず、関根は凄かったです。同世代の鎌田のように日本にとらわれず、向上心を持って、これからも頑張って下さい。

そして、結局、他の記事でも嘆かれているディフェンス面での改善がなされていないこと、あと個人的には、熱い気持ちを履き違えてる選手が多いことから、まだまだ期待は持てないかと思ってしまいます。。

3失点したシーンは言うまでもなく、それ以外で挙げさせてもらうと、関根が無双状態だったので良かったものの、その前のシーン、アンデルソンのドリブル突破を防いだ槇野は、その後、アンデルソンと言い合いしてましたね。

「同点の場面で、カウンターのチャンスなんだからいいから走れよ!」

ってことです。

もっと大人になって下さい。

相手のカウンターでは戻れない。戻っていてもボールウォッチャーでフリーでボールを持たせる。自分たちのカウンターチャンスも走れない。そして、よく分からない小競り合いばかりする。そんな状態では、残念ですが、上位には食い込むかもしれませんが、優勝はないでしょう。

勝ち点を積み上げられたことは良かったです。しかし、自分たちのサッカーが正しかったことの証明ではありません。

17位相手に、ホームで前半を2ー0で折り返しながら、後半に3失点した事実をしっかりと受け止めて、次の準備を進めてもらいたいです。

それにしても、土曜日開催なのに、バックアッパーのSAITAMAの文字がよく見えたのは寂しかったな。。。

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【浦和レッズ】勝つ負ける以前の問題です

勝つとか負けるとか以前の問題です。

浦和レッズの46番、これ以上、浦和レッズ、そしてJリーグの品位を損ねるような行動はやめて頂きたい。

1ヶ月前に2試合の出場停止処分を受けて開いた会見での言葉は何だったんだ?

「また子供たちに夢を与えられるように」って言ってましたよね?!

ピッチをバシバシ叩いて審判に抗議し、イエローカードを貰うことが、あなたが子供たちに与えたい夢なんですか?!

私は今のJリーグは、世界のサッカーリーグの中で生き残っていけるかの岐路に立っていると思っているし、生き残ってもらいたいと心から望んでいる。

そして、その中で能力の高い選手が数多く所属し、多くの観客を集める浦和レッズJリーグを牽引してくれるものと信じています。

だからこそ!

スポーツマンシップは大事にしなければならない!審判やスタッフがいなければ、試合は出来ない。

今年のJリーグは純粋なプレー以外でのスポーツマンシップを欠く行動が取り上げられることが多い。

このままだと、Jリーグに関わる人がどんどん離れていってしまう。

私は、ヨーロッパサッカーも好きです。でも、Jリーグも大好きです。ヨーロッパサッカーに比べてJリーグはつまらないなんて思いません。JリーグにはJリーグの良さがあります。

何よりも日本にいて生でプロのサッカーを観れるのはJリーグがあるからです。

DAZNとの大型契約で資金力は増しました。魅力あるリーグに成長していくチャンスです。

そんな時に子供たちに悪影響を与えるようなスポーツマンシップのない行動は本当にやめて頂きたい。

今日のPK後の権田の態度もそうです。鎌田のサガン鳥栖でのラストマッチという素晴らしい舞台に水を差しかねないプレーは他にもありましたが、何よりも森脇のイエローカードのもらい方はありえなかった。

試合内容については、また書きたいと思いますが、何よりもあの態度が許せなかったので、先に書かせて頂きました。

失礼しました。

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