スポーツが好き過ぎて

スポーツ(特に野球、サッカー)が好き過ぎて、自分なりのスポーツ感に基づき、勝手気ままに書いています。 厳しめの内容もあるかもしれませんが、すべて好き過ぎるが故のことです。

【浦和レッズ】ACLがない中で国内タイトルに集中!

昨シーズンACLを制覇したものの、国内リーグでは7位に甘んじ、ACL連覇の夢は途絶えた。
国内タイトルに専念する今シーズンは、例年よりも補強した印象で、主にヴィッセル神戸からは岩波を柏レイソルからは武富、横浜F・マリノスからマルティノスを、それぞれ獲得し、湘南から山田が復帰した。想定外と言われる移籍としては 梅崎の湘南への移籍、また、キャンプ入り後に発表されたラファエル・シルバの中国二部リーグへの移籍があった。
その他、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏が監督に就任したコンサドーレ札幌へ駒井が、セレッソ大阪へは高木がそれぞれ移籍した。

 

サイドバックの攻撃参加の重要性
昨シーズンから採用した4バック、特に途中からはラファエル・シルバと武藤をサイドハーフに起用したことで、どちらかと言うと ウイングに近い役割となった。
そのため、同じサイドハーフと言ってもペトロヴィッチ氏が採用していた3-4-2-1で宇賀神や関根、駒井が担っていたサイドハーフという役割から大きく異なるものだった。
サイドハーフがウィングに近い役割となったことによって、非常に重要なのが サイドバックの上がりである。堀監督になり、右サイドを任されたのは遠藤や森脇、左サイドを任されたのは槙野や宇賀神であったが、宇賀神を除く3名は、どちらかと言うと、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏のサッカーにおける3バックの左右の上がり方を踏襲していた。
3バックにおいては非常に攻撃的に見えた左右のセンターバックであったが サイドバックの役割としては、 攻撃面で上がりきれていない物足りなさを感じてしまった。
今シーズンは、サイドハーフをより高い位置に置き、明確にウイングとして機能させようとしている。
そういった中で、どれだけサイドバックが攻撃参加できるか、エンドラインまで切り込んでいけるかが、今シーズンの浦和レッズの攻撃において非常に重要なファクターであると考える。

 

■中盤の選手起用も柔軟な選択を
一方、ボランチの位置には 青木が最有力だがキャンプ中に一時離脱していたこともあり、代わりに遠藤が入ることも多かった。
青木、遠藤、阿部、柏木と、ボランチをできる選手が多い中、1ボランチとするには、少々もったいないようにも思われる。
長澤・柏木・青木をファーストチョイスとするのは構わないが、この3名のポジションはダブルボランチも含めた様々な選択肢を加えて行くのも良いのではないかと個人的には考える。

 

■フォーメーションは重要だか固執する必要はない
いずれにせよ、初めてシーズン当初から監督を任される堀監督にとっては想定外の離脱はあったものの、ある程度戦力を揃えてもらったと言えるだろう。(希望を言ったらきりがない)
そのような状況下で、自身の理想とするサッカーを推し進めても構わないが、それぞれの選手を良さを生かした柔軟な戦術を選択してくれるかが気になるところである。
キックオフカンファレンスのDAZNのインタビューで、槙野は色々なパターンを試せたと話していた。非常に良い取り組みだったと思うが、岩波のサイドバック起用を試すくらいなら3バックでよい。(3バックもあるかもともコメントしていたが)
とにかく、無理に4-1-2-3に当てはめるくらいなら、別のフォーメーションでやってくれ。

ACLがない中で、しかしながら、ワールドカップ開催中の中断期間があることで、過密日程が5月まで続くJ1リーグ、そして、Jリーグカップのグループリーグがあるため、週2回の試合日程が続く中、どのような戦術をとっていくのか、興味深く見守っていきたい。

 

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